【初心者必見】Googleタグマネージャーとは?|GTMの基礎知識や概要まとめ
こんにちわ!有限会社アップルップルの新井といいます。
普段はデザインを担当しており主にリニューアルサイトのデザイン改善をしております。最近はZoho CRMを使ってクライアントの顧客管理や営業活動の支援をする取り組みを行なっています。
業務外ではアクセス解析やWebマーケティング領域に興味を持ちはじめ、資格の勉強やブログを書くことなどをしています。
今回のテーマ
今回はGoogleタグマネージャー(GTM)についてわかりやすく解説していきます。Googleタグマネージャー(GTM)とはなにか、どんなことができるのか知らない方にわかりやすくまとめましたので、よろしければご覧ください!
GTM(Googleタグマネージャー)とは
Googleが提供しているタグマネジメントツールのことです。
そもそものタグマネージャーとは、ウェブサイトやモバイルアプリに含まれるタグと呼ばれるトラッキングコードや関連するコードを素早く簡単に更新できるタグ管理システムのことです。
Googleタグマネージャーはどのユーザーも無料で利用することができます。複雑なコードを管理する必要もないためタグの追加や修正が簡単に行うことができます。
Googleタグマネージャーの特徴として定期的に機能がアップデートされます。前まではタグの編集をする際にサイトのページ全体の修正を行う必要がありましたが、現在は修正したい部分だけ修正を行うよう作業の効率化されました。
GTM(Googleタグマネージャー)の活用
主にアクセス解析やマーケティング領域で活用されています。
Googleタグマネージャーを導入する例として広告効果測定やリマーケティング、CRM(顧客管理システム)、MA、などタグを使う場面は多くあります。サイト運用にもタグマネージャーは設定しておくべきだと思います。
GTMを導入するメリットとは
Googleタグマネージャーを導入メリットは主に3つあります。
- タグの一括管理が可能
- 公開前にプレビューで動作確認ができる
- サイトの表示速度の低下を防ぐ
⒈タグの一括管理が可能
GTMを導入して入ればタグが複数あったとしても、一括管理することができます。もし導入していない場合はそれぞれのHTMLにタグを設置しなければいけなくなり作業が増えてしまいます。複数のタグを設置のであればGTMを導入し、効率よくタグの管理をすることをおすすめします。
⒉公開前にプレビューで動作確認ができる
GTMには設定した内容を確認することができるプレビューモードという機能があります。公開時に正しく計測することができるのかどうかプレビューモードで検証することができます。
⒊サイトの表示速度の低下を防ぐ
HTML上で設置したタグの数が多ければ多いほど、ページの表示速度は遅くなっていきます。サイトパフォーマンスを維持するためにGTMを導入することで、タグがページの読み込みとは別に処理されることになるため、表示速度に影響しにくくなります。
GTM(Googleタグマネージャー)の基礎知識
これからGTMを導入していく上で理解しておくべき用語やその内容をご説明していきます。実際にGTMに出てくる用語などは使っているうちに覚えてくるものだと思うので今回はご紹介という形で簡単に説明していきたいと思います。
今回ご説明する用語は以下のものになります。
- アカウント
- コンテナ
- ワークスペース
- タグ
- トリガー
- 変数
- バージョン
アカウント
アカウントとはコンテナを管理するグループのことを指します。1つの会社に対して1アカウントで管理することが一般的です。複数のホームページがあったとしても1つのアカウントで管理することができるため複数アカウントを作成する必要がありません。
コンテナ
コンテナとはGTMを導入するWebサイトのことを指します。1つのサイトにつき1つのコンテナで分けていきます。
ワークスペース
ワークスペースとはGTMの設定変更を行うための作業環境を指します。無料版では1つのコンテナで3つのワークスペースを同時に利用することが可能です。
タグ
タグとは、ページに設置するタグのことを指します。紐付けられた「トリガー」条件が満たされた場合に機能する仕組みになっています。
トリガー
トリガーとはタグが機能する条件を指定する機能になります。トリガーは用途に応じて複数の要素を組み合わせて条件を決めることができます。
変数
変数とは状況によって変わる可能性があるものをGTMで使いたい場合は変数として設定する必要があります。URLや商品の購入金額などに変化するものに対して使用されます。
バージョン
バージョンとはタグやトリガー、変数を作成した状態のものを保存することができます。過去に作成したバージョンなどすべて残されているため、設定内容を前のものに戻すことも容易にできます。