アクセス解析で最低限知っておきたい用語解説

自己紹介

こんにちは!今年の春に新卒でアップルップルに入社しデザイナーをしている新井 慎之介といいます。

普段、受託案件のデザインを担当しており主にリニューアルサイトのデザイン改善をしております。その他にアクセス解析やWebマーケティング領域にも興味があるためそちらも勉強中です!

お伝えする内容

今回はGoogle Analytis集計されたデータを見るために最低限知っておくべき用語を解説ということでいくつか紹介していきます。

アクセス解析の用語を知らない人はGoogle Analytisの管理画面を見ても理解できません。まずはサイトの現状を把握するためにも覚えておく必要があります。

今回、紹介する用語の意味をしっかりと理解しサイト改善などに繋げられるようにしていきましょう!

紹介する用語

  1. ページビュー数
  2. セッション数
  3. 新規セッション率
  4. 直帰数/直帰率
  5. 離脱数/離脱率
  6. コンバージョン数/コンバージョン率

1.ページビュー数

ページビュー数とはサイトに訪問したユーザーがページを閲覧した数を指します。

ページビュー数はサイトの規模にも比例するため、ページが多いサイトではページビュー数は多くなります。広告を出稿する際、媒体(広告を掲載するページやサイト)の集客力を表す指標としても活用されます。

2.セッション数

サイトに訪問したユーザーがサイト内を閲覧し、離脱するまでの一連の行動を指します。その行動の数がセッション数となります。

1人りのユーザーがサイトを1回訪問した場合セッション数は1となります。ですが、実際の行動とサイトにおける計測が一致しないことが多いため注意が必要になります。なぜなら一定の時間動かず、サーバーにリクエストがなければセッションは終了したことになります。このようなケースがあるため一定時間はツールによって変更することができます。

多くのツールでは、ページごとのセッション数は最初に見たページがカウントされるようになっています。したがって、閲覧開始後のセッション数は原則として同じ値になります。

3.新規セッション率

新規セッション数とは全てのセッション数の中で、初めて訪問したユーザーのセッション数の割合を指します。
新規セッション率を求めるための計算式は以下のようになります。

新規セッション率=新規ユーザーのセッション数÷全てのセッション数×100

4.直帰数/直帰率

直帰とは、サイトに訪問したユーザーが最初のページ(ランディングページ)だけを見て、他のページには遷移せずサイトから離脱してしまったり、他のサイトに移ってしまう行動を指します。

直帰数はそのセッション数で、直帰率はその割合のことを指します。

サイト全体の直帰率の計算方法

サイト全体の直帰率(%)=直帰数÷セッション数×100

各ページごとの直帰率の計算式

各ページごとの直帰率(%)=そのページで直帰した数÷閲覧開始セッション数×100

5.離脱数/離脱率

離脱とは、サイトを離脱する行動(サイトの外への移動やブラウザを閉じてしまう)などセッションが切れる行動を指します。

先ほど紹介した直帰は離脱数に含まれます。離脱率は各ページにおけるページビュー数と離脱数の割合です。離脱率の計算式は以下のようになります。

離脱率(%)=離脱したページビュー数÷ベージビュー数×100

離脱してほしくないページの離脱率が高い場合は、サイト内の導線やデザインを見直し改善する必要があります。またそのページの表示速度が遅く、ユーザーに逃げられている可能性のあるため確認しなければなりません。

6.コンバージョン数/コンバージョン率

コンバージョン数とは、サイトに訪れたユーザーが、商品購入や資料請求、お問い合わせなど特定のアクションをして成果とみなされる行動をとった数のことを指します。

コンバージョンはそれぞれのサイトの目的によって異なるため、ユーザーのどのアクションが目的を達成したと言えるのか定義しておく必要があります。

コンバージョン率の方は、サイト全体のセッション数のうち、コンバージョンを達成した数の割合を指します。コンバージョン率を求める計算式は以下のようになります。

コンバージョン率(%)=コンバージョン数÷セッション数×100



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