【初心者必読】メルマガってなに?|意味や目的をわかりやすく解説
こんにちは!今年の春に新卒でアップルップルに入社しデザイナーをしている新井 慎之介といいます。
最近はクライアントの顧客管理や営業活動の支援をする取り組みを行なっています。普段はデザインを担当しており主にリニューアルサイトのデザイン改善をしております。業務外ではアクセス解析やWebマーケティング領域に興味を持ちはじめ、資格の勉強やブログを書くことなどをしています。
「今回のテーマについて」
Webマーケティング業界でよく耳にする「メルマガ」について解説していきます。メルマガとはなにか、どんなことができるのか知らない方にわかりやすくまとめましたので、よろしければご覧ください!
「メルマガとはなにか?」
メルマガとはメールマガジンの略で、メールマーケティングの手法になります。会社やサイト運営者(発信側)が購読希望者に対して知らせたい情報を電子メールを利用して発信するメール形態です。
発信者が、メールを配信する日時や時間などのタイミングを自由に選択し発信することができます。有益な情報を無料で提供することはその信頼関係の構築に重要な役割を果たします。
「メルマガ配信の目的とは?」
メルマガを配信する目的は大きくわけて以下の3つになります。
- 情報の伝達・告知をする
- ユーザーを送客する
- 商品の購買意欲を促す
*情報の伝達・告知をする
有益な情報を告知し、ユーザーに商品やサービスの継続利用を促すことです。顧客満足度の向上を目指し、それぞれの内容に合わせたメールを配信することができる点もメルマガの強みになります。
メルマガ配信を定期的に配信することでユーザーの目に触れる回数が多くなります。そうすることで商品のブランド力向上にも繋がっていきます。
*ユーザーを送客する
メルマガはサイトのお問い合わせ、新商品の資料ダウンロード、セミナー申し込みなど、顧客にアクションを起こしてもらうことを目的としています。
メルマガは、自社の商品に興味を持ってもらえるよう、配信者からユーザーへダイレクトにメールを送信することができます。好きなタイミングで登録者に伝えたいことを自由に伝達できるところが強みです。
また、回数の制限もないので一度だけでなく、メルマガを定期的に配信することで、リピーターの獲得にも繋がります。
自社の商品・サービスに対する顧客の関心を高めた後、ホームページ内のより詳しい情報が掲載されたURLへと誘導しましょう。
*商品の購買意欲を促す
自社商品のセール情報や人気商品入荷、新サービス導入のお知らせを送ることで、自社ページなどへの誘導が可能です。最終的には商品購入やサービスの利用を促します。
また、売上アップを目的にした内容だけでなく、自社関連のユーザーに有益な情報を流すこともあります。メルマガでは、新商品の情報やキャンペーン情報を提供し、顧客に直接商品の購入を促進することも可能です。
「メルマガ形式は2種類」
メルマガを配信する形式は主にテキスト形式とHTML形式の2種類になります。
*テキスト形式
テキスト形式は文字や数字、記号を使用して作成するメルマガになります。テキスト形式だと容量が軽く専門的な知見がない方でも簡単に使用することができるようになっています。
*HTML形式
HTML形式はWebサイトの作成で使われているHTMLという言語で作成するメルマガです。文字のフォントや色の変更が可能になっています。メリットとしては、メールの開封率などを計測できる点があります。
デメリットは、HTML形式のメールを作成する場合、言語の知識が必要になります。また、受け取り側の環境により表示が崩れたり受け取れない可能性もでてきます。
「メルマガ配信方法について」
メルマガの配信方法には定期配信とステップメールというものがあります。
*定期配信
配信者の自由なタイミングで配信者リストにあるメールアドレスに対して一斉配信することができる方法になります。企業側が決めた間隔で定期的に有益な情報を配信することができます。
*ステップメール
ステップメールは、配信のタイミングが受信者によって決まる自動メールになっています。メールの内容は事前に決めてあり、日付や時間などもあらかじめ決めておいた間隔で配信されます。
「注意!メルマガ配信で気を付ける点」
メルマガを配信するにあたってを気をつけなければいけない点が2つあり、特定電子メール法と個人情報保護法というものです。
*特定電子メール法
特定電子メール法とは、迷惑メールの送信を規制する法律になります。
平成13年、ケータイからのインターネット接続の普及に伴い、電子メールによる一方的な広告宣伝メールを送りつける「迷惑メール」が社会問題化しました。
この問題に対応するため、総務省において「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が、平成14年4月11日に成立し、同年7月1日に施行されました
主に以下のような規則が定められています。
- メール受信の同意を得たユーザー以外への送信は禁止
- メール本文に送信者の氏名もしくは名称、電子メールアドレスなどを表示義務する
- 送信者情報を偽らない
- メール受信を拒否した人へ配信を行うのは禁止
- 受信拒否の通知ができる「配信停止手続きはこちらから」を記載
特定電子メール法に反しないため、オプトイン規制と言われる事前承諾なしでは送らないよう守る必要があります。また、オプトアウトと呼ばれる配信停止の意思表示をしたユーザーには配信をしないように設定しておきましょう。
メルマガでは氏名とメールアドレスが受信者の個人情報にあたるため、個人情報保護法に該当します。メール配信システムを利用してセキュリティ体制を整える必要があります。
*メール配信システム
メール配信システムとは、メールの一斉送信に伴う「メールが届かない、誤送信、迷惑メールと判断される」といったトラブルを解決し、メール配信業務を効率化するツールです。
さいごにオプトインとオプトアウトについてご紹介したいと思います。
*オプトイン
オプトインとはメルマガを配信する際に、受信者に事前承諾を確認する必要があります。事前承諾をを取得する方法としては、商品やサービスの購入時にメールマガジンを登録するチェックボックスを設けたり、メルマガ登録フォームを活用し、配信許可の有無を確認していきます。
*オプトアウト
オプトアウトといって、受信者がメルマガを受信したくなくなった際に、メールの購読解除の設定ができる導線を用意しておく必要があります。
一度、購読を解除したユーザーに対してメルマガを送信することは法律違反にあたるため、注意が必要になります。
「まとめ」
今回はメルマガとはどんなものなのかご紹介していきました。メルマガにかかるコストは、低いこともありメールマーケティングのを活用している企業は数多く存在しています。
様々なマーケティング手法がある中でメルマガ配信のメリットをしっかりと理解し、実践していけるようにしていきましょう。