クリティカルな思考とは⑴
自己紹介
こんにちは!私はアップルップルでデザイナーをしている新井 慎之介といいます。
今年の4月から新卒で入社しました。
もうすぐで5ヶ月目に入ろうとしています。
私の業務は受託案件のリニューアルサイトのデザイン作成をすることです。
主にワイヤーフレームとビジュアルデザインの作成を担当しています。
日々、ユーザーにとって分かりやすく、使いやすいサイトになるよう改善を目指し制作業務にあたっています。
本書を読んだ後、身につけたいこと
- 物事の前提や目的を問う習慣を身につける
- 自分の意見や考えを疑い見直す習慣を身につける
- でた答え満足せず様々な視点から物事を考えれるようになる
クリティカルシンキングを身につけデザイン改善に活かす
私はデザイナーとしてこのスキルを身につけ、担当になったWebサイトの真の目的やWebの課題点を正しく見極めれるようになりたいと考えています。
仮に私がデザイナーでなくとも、クライアントの意見の中にある不安や理想を見つけ出し最適なWebサイトを作成していくためにとても重要なスキルだと感じ学びたいと思いました。
これからのキーワードとなるクリティカルシンキングとは、
知識や経験にとらわれず物事の本質を見極める思考法
とことを指します。
お伝えする話題
今回お話しする内容はこちらです
- クリティカルな思考とは何か?
今後はこの本書を活用しクリティカルシンキングについて理解を深めていき、私自身もこのスキルを身につけ活かしていけるように読んでいきたいと思っています。
クリティカルな思考とは?
一言で言い表すと、「良質な思考」と言えるでしょう。
クリティカルという言葉の本来の意味は「物事を基準に照らして判断する」ことです。
本書でのクリティカルな思考の定義は適切な基準や根拠に基づく、論理的で、偏りのない思考であるとまとめられています。
クリティカルな思考のには三つの主要な要素が含まれています。
- 問題に対して注意深く観察し、じっくり考えようとする態度
- 論理的な探求法や推論に関する知識
- それらの方法を適用する技術
この中で最も重要な要素は1のクリティカルな思考の態度になります。
知識や技術ももちろん大切ですが、それらを用いてじっくり考えようとする態度や習慣がなければ意味がないことを伝えたいと思います。
クリティカルな思考をする人の特性
次の以下の10の特性が全般的に高い人がクリティカルな思考ができる人だと言えます。
- 知的好奇心 いろいろな問題に興味を持ち、答えを探ろうとすること
- 客観性 何事かを決める時、感情や主観によらず、客観的に決めようとすること
- 開かれた心 いろいろな立場や考えを考慮しようとすること
- 柔軟性 自分のやり方、考え方を自在に改めることができること
- 知的懐疑心 十分な証拠が出せれるまでは、いろいろなやり方を試みる
- 知的誠実さ 自分と違う意見でも、正しいものは正しいと認めることができること
- 筋道が立っていること きちんとした論理を積み重ねて結論に達しようとすること
- 追及心 決着がつくまで考え抜いたり議論したりすること
- 決断力 証拠に基づいてきちんと結論をくだすことができること
- 他者の立場の尊重 他人の方が正しい場合は、それを認めることができること
これらのさまざまな面において、その傾向を伸ばしていかなければなりません。
また、このリストをもとに自分自身を評価してみることで、自分がどの面を重点的に改善すべきなのかが見えてきます。
ちなみに私のもっとも改善すべき面は3.開かれた心でした。他には客観的な視点も課題だと感じました。
3.開かれた心とは
- 問題の良い面と悪い面の両面を見る
- 1つ2つの立場だけでなく、あらゆる立場から考慮しようとする
- 偏りのない判断をしようとする
これからこの本書に出てくる例題に取り組み、思考法を学んだ上私自身の課題を解決していきたいと考えています。
感想
今回は本書で取り上げられているクリティカルな思考について理解したことと、自身の課題について把握することができました。
次回は本書の第二章の物事の原因について考えるについてお話ししていきたいと思います。